021 02年12月05日 世代交代の意味
 12月になりました。今年もいよいよ残りが少なくなってきました。 私も年賀状の準備を始めました。また、12月になれば冬も本番ということで、 早速スキーに行ってきました。
 今日は「世代交代」について、自分の考えを主張したいと思います。

 生物には生命があります。新しい命が生まれ、その命は新しい命を作ります。 そしてひとつの命はやがて死にます。このようにして生命は子に引き継がれていきます。 昔から人間は「不老不死」を求めてきましたが、もし「不老不死」が実現すれば、人類は 滅びると私は考えています。
 「不老不死」が実現すると人類が滅びる理由は2つあります。
まず1つに、食物連鎖の崩壊が挙げられます。もうひとつに、他の種との種間競争に 負けて滅びることが考えられます。今回は後者について考えてみます。

 生物はわざわざ膨大なエネルギーを消費して新しい命を作ります。これには理由があるからです。 子は両親の遺伝子を半分づつ組み合わされた全く新しい遺伝子が与えられます。この全く新しい 遺伝子というのが重要なのです。新しい遺伝子は進化の可能性を秘めているのです。 もし、新しい遺伝子が今までの遺伝子よりも優れていれば、恐らく勝ち残ることができて 次の世代を作ることになるでしょう。このようにして種は進化してきたと私は考えています。
 考えてみてください。不老不死が実現して新しい遺伝子が作られなくなってしまうと、 そこでその種の新化が止まったことになってしまいます。もし、ウイルスが進化して、その進化に ついていけなくなってしまうと不老不死を実現した種(即ち、進化可能性が少なくなった種)は、 ウイルスとの競争に負けて滅びてしまうでしょう。

 ウイルスは、人間が新しいワクチンを開発しても、またすぐにそのワクチンには効かない ウイルスが生まれてきます。これは世代が交代することによって、ワクチンに効かない新しい 遺伝子が作り出されるからです。

 世代交代の必要性は、社会でも同じように言えると思います。
ある人間がずっと同じポジションに居座っていると、その間、その組織は進化しないことになります。 そうすると次第にその組織は衰退していくことになると思います。次々と新しい人間が入れ替わり、 その度に新しい考え方が生まれ、試行錯誤しながら波を超えていくものだと思います。
 不老不死はそのグループの進化を止めることになります。逆に世代を交代することは、 そのグループを進化させることになるのです。
 進化が止まれば、時は流れているので、どんどん世の中から置き去りにされていきます。 そうしていずれ世の中からはじき出されることになるでしょう。
 今日、私が一番言いたかったのはここです。



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