039 03年04月22日 イラク戦争
 イラク戦争はもうだいぶん終結に向かっていますが、私は今になって戦争という手段を選んだ アメリカとイギリス、そしてそれらに賛成した日本の選択は本当に正しかったのかどうか 疑問に思うようになりました。アメリカのパウエル国務長官はイラクのフセンイン大統領が 生物・化学兵器などの大量破壊兵器と呼ばれる兵器を所有していることを主張して、 そしてそれらの兵器からイラク国民や世界平和を守ることを理由に、反対を振り切って強行的に 戦争に踏み切りました。

 開戦当時の私の見解は、悪い芽を潰すための戦争は止むを得ないという考えでした。 戦地の人々や戦線に送り込まれる兵士のことを考えていない無責任でまるで他人事としか 考えていないような発言だと批判されることもありました。しかし私は、危険な独裁者を追放する 為の戦争は悪性腫瘍に例えられると思います。体内にできた悪性腫瘍を肉体に傷を付けたくないとか、 出血は嫌だとか言って手術を拒んでいると益々腫瘍は成長してどうしようもなくなってしまいます。 痛みを我慢して治療する必要があるのです。危険な独裁者も早期に処理しておいたほうが良いと 思います。 と開戦当時は考えていました。

 しかし、戦争が終結に向かう今、様子が変わってきました。
大量破壊兵器が発見されないからです。またクウェート市内の治安の悪さも気になります。 イラク全土を制圧したにも関わらず、アメリカの捜査力でも全く大量破壊兵器や直接関係する 証拠品が出てこないと、大量破壊兵器保有説はただの口実に過ぎなかったのかとアメリカを 疑ってしまいます。この戦争の真の目的はイスラム社会に対する攻撃か、中東の油田を手にするため か、または世界に米英の軍事力を見せつけるためか、など考えてしまいます。

 今後早いうちに大量破壊兵器や独裁者フセインが発見され、イラクが自由で世界に拓けた国に なってこれることを祈ります。市民が街で銃を振り回している姿はもう見たくありません。 銃は自分の身を守る為の武器ではなく、人を殺すための武器です。武器を手にした者は強くなった 気になってしまいます。そしてその力を試したくなるものです。この世の中から武器が無くなれば、 せめて数が減ってくれればと思います。時間はかかると思いますが私はこう願い続けます。



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