082 05年03月20日 通勤でゲームするサラリーマン

 帰宅ラッシュの電車の中、50代半ばのサラリーマン。少し老眼なのかスーツの内ポケット から出した携帯電話を手を伸ばすようにして持ってカチカチといじっている。 勝手におじさんの見た目から判断して、株式情報を見ているのか、ニュースを見ているのか、 奥さんにメールをしているのか、いやいや愛人か?なんて思っていた。 そしてちょっと気になったから失礼して覗き込んでみたらテトリスだった。

 この事実は私にとって新鮮だった。これは偏見だけど、携帯でゲームをするのは若者だけだと 思っていた。そもそも電車で携帯をいじるのは若者か30代サラリーマンか一部のおばちゃんだけ だと勝手に決めつけていた。でも時代は変わってきているらしい。ビシッと決まったスーツ姿の サラリーマンが電車内で小型のゲーム機に食いつくように操作している様子を最近はよく見かける。 私のイメージではゲーム機は子どものおもちゃなのである。 だからスーツ姿のサラリーマンが通勤の電車内でゲームをしているのに違和感がある。 こんなことを言うとおやじくさいかもしれないけれど時代が変わったななんて思ってしまう。

 通勤の電車内で単行本サイズの本や新聞を読む(活字を読む)行為は、自分をインテリな人物に 飾れるという効果があることなどから、すっかり現代の通勤スタイルの定番となった。 しかし、最近になって、格好を付けるということをやめて、通勤電車内で遊ぶ人が増えてきている。 これは個性を認める社会、多様化・合理化がすすむ社会に後押しされた結果なのかなと思う。

 その一方で、私はなんでも「個性だから」という理由で合理化しようとする現代の若者 (自分も含めて)の考え方に疑問を感じる。個性が尊重される時代なのにお馴染みの 技しか出ない大相撲。クセのある選手が少ない高校野球などどこか矛盾を感じるのは私だけ でしょうか?



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