095 05年12月29日 温室効果ガス6%削減は可能か?

 温室効果ガス6%削減は可能か?というタイトルの答えを言うと「可能ではない」
 『「気候変動に関する国際連合枠組条約」第3回締約国会議』(UNFCCC-COP3、COP3、 気候変動枠組条約、地球温暖化防止京都会議とも呼ばれる)で京都議定書が採択されました。 京都議定書で温室効果ガスを削減する「手段」と「方法」と「目標」が定められました。 それで、日本は温室効果ガスを6%削減するという目標達成を約束しました。 6%とは1990年の値と2008〜2012年の値の比です。具体的な数値で言うと、 1990年は12億3,700万t-CO2(-CO2とは数種類ある温室効果ガスの温暖化の効果をCO2換算した数値) であり、6%削減約束を達成するためには、第1約束期間(2008〜2012年)における年平均総排出量を 年間11億6,300万t-CO2にしないといけない。 (環境省)らしい。 しかし、現状はと言うと削減どころかどんどん増加していっている。 現状のままだと、約束期間には6%の増加になるらしい。
 増加率を減少させるのも困難なのに増加を減少に転じるなんて困難を極めています。 私の感じではどれだけ努力しても無理です。国民全員の行動が変われば話は別ですが そんなことは無理でしょう。しかし、目標達成できませんでしたでは済まされないことです。 どのようにして目標を達成しようというのでしょうか?

 それには方法がないことはないのです。それは、排出権取引です。発展途上国に資金を提供 する代わりに、温室効果ガスを排出できる権利を譲り受けるシステムです。排出権を譲り受けることで 実質的に目標値を上乗せし増やすことができるのです。このシステムは発展途上国が環境への影響が 少ない機器や方法を導入したいが資金不足でできない場合に、先進国がお金や技術を提供すれば 可能になり、結果的に地球全体の環境がよくなるでしょという考えです。このシステムを悪く言えば お金で問題を解決するシステムということになります。日本が得意なお金で解決法です。 この方法があるから日本は本気にならないのだと私は考えています。確かに温室効果ガスを削減 するために動いていますが、効果が見えないのでは意味がない。オイルショックの時のように危機感 を持たないといけない。あの時は省エネをするために深夜TV放送が自粛されたらしい。今はどうか? 某、環境○○学部の教授は、学生の前で環境保全を訴えているのに私生活では自動車乗り放題、 それも33ナンバー、部屋のライトは付け放題、紙は使い放題・捨て放題、食べ物も捨て放題、 忙しいを理由に環境保全は断念しています。口だけ先生で学生はついてこないですよ。 この教授のみならず日本中で危機感が薄すぎる。(私もその一人かもしれない)

 政府には、もっともっと本気で温室効果ガス削減に取り組んでもらいたい。 どう計算すれば温室効果ガスが少なくなるかなんてことに時間を使っていないで、もっと他の ことに時間を掛けてもらいたい。経済も大事だが、「環境技術大国」「環境推進大国」なることが 21世紀ではかっこいい。絶対に必要だし国にとっても悪いことじゃないと思う。 下から変えていく方法もあるが、トップが動いた方が事は早く進みます。 トップが危機感を持ち、地球のことを考え、よい政策を行っていただきたいと思います。

環境省の地球温暖化防止京都会議のページ



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