| 096 | 06年01月06日 | ペットショップの淡水魚 |
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 今回はペットショップのお話です。 私も熱帯魚を飼育しており、当サイトでも熱帯魚を紹介するページを置いていますが、 ペットブームというものは多かれ少なかれ環境にはよろしくないものだと思います。 例えば、今は有名な話ですが、ペットを自然に放すことにより、日本には生息していない 生物が野生化する危険があります。また、遺伝子レベルで見ると西日本の種が東日本で 放されると西と東の遺伝子が混雑し、その土地特有の遺伝子が失われてしまいます。 (遺伝子というものは未知の掛替えのない可能性を秘めているので、遺伝子タイプの消失は 絶対に防がなければならないことです。) 他に、ペットブームは野生生物の乱獲を招くこともあります。 先日、ペットショップでカラフルな魚や怖い顔をした魚、奇抜な色を刺青されたかわいそうな魚 などいろいろいる中、フナ、モツゴ、ヨシノボリ、ギバチ、ナマズ、オイカワといった 身近な見慣れた淡水魚もいました。 これらの淡水魚はみんな養殖された魚なのでしょうか?それとも自然界で捕らえられて 連れてこられた魚なのでしょうか? 私が現場で河川の調査をしていると地元の人が「川魚を捕っているのか?」と恐い顔をして 尋ねてきました。私はそのとき川底の石に付着する藻類(俗に言うコケ)の調査をしていたので そのことを説明すると、地元の人の顔は優しくなり「業者風の人がどっさりと川魚を持っていくことがある」 というお話しをしてくれたことがありました。密猟と聞くと私はゾウやトラなど外国をイメージするのですが 身近なところでも密猟(密漁)が行われているんでねすね。 私がよく行くペットショップの魚たちが密猟の犠牲者でないことを祈ります。 | ||